2023年9月30日

ホームページのアクセス数を増やすためには?流入経路の基本を解説

最終更新: 2023年11月20日

クリニックのホームページ制作の成功とは

クリニックのネット戦略ではデザインがかっこいいサイトや権威を示せるサイトを作っても患者が増えないことがあります。同業の先生に見られたときに恥ずかしくないホームページにすることを目的にするのであればかっこいいサイトを持つことで目的を果たしていると云えますが、実際は多くの先生がそれだけのためにホームページを持ちたいとは思わないでしょう。やはりどこまでいってもホームページ制作は集患でいるかどうかが最重要です。


ホームページの集患効果とは

ホームページ制作はどうしても「かっこいい」「ださくない」など感性で良し悪しを判断してしまいがちですが、ホームページを使った集患を成功させたいなら感性のみで判断するのは危険です。公式を理解し戦略的に判断しましょう。

ホームページ集患の公式

ホームページの集患効果は『アクセス数 × 比較検討で勝つ確率』で決まります。患者の数を増やす、つまり医業収益を伸ばすことを目的にホームページを制作するなら、ホームページ制作で成功するためのこの公式を把握しておいてください。ホームページ制作で失敗する確率を下げられます。


クリニックホームページの流入経路について

アクセス数を増やす戦略と競合クリニックとの比較検討に勝つためのデザイン戦略という2つの戦略を分けて考え、それぞれ判断する成果を計測し改善しながら伸ばしていくことが必要ですが、今回はアクセスを増やすために知っておくべき基本「クリニックホームページへの代表的な流入経路」を紹介します。

流入経路その1

自然検索(SEO)

自然検索とは検索結果画面に表示される広告枠・Googleビジネスプロフィール枠以外の部分です。表示される順番は、検索キーワードとホームページの内容を照らし合わせて検索エンジンが決めています。この検索エンジンが定めるWebページ評価のルールを「アルゴリズム」と呼びます。

この自然検索の順位を向上させることを一般的にSEO対策と​呼びます。SEOとはSearch Engine Optimizationの略称で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」です。

​この自然検索の検索順位を向上させるためには、Googleのアルゴリズムに評価されるホームページをつくることが必要です。このアルゴリズムは常に改善され変化しているので、対策する側も知識をアップデートしGoogleの考え方を理解することが重要です。

▷SEO対策で成功した例:眼瞼下垂発熱外来内視鏡検査


流入経路その2

リスティング広告

リスティング広告とは検索結果画面に表示されるテキスト型の広告です。左上に「広告」や「スポンサー」などと書かれているものがリスティング広告です。

リスティング広告は上位表示まで時間のかかるMEOやSEOと違い、お金をかければ表示されるので手早くアクセスを獲得できます。クリック課金制の広告なのでクリックされたときにはじめて費用が発生します。


流入経路その3

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィール(旧 Googleマイビジネス)はGoogle検索やGoogleマップに表示されるクリニックの情報を管理するツールです。インターネット上の情報やユーザーによって投稿された情報をGoogleが拾い上げ自動的に作成されています。診療時間や休診日の設定、写真や動画の公開、治療内容を掲載、お知らせの更新など公開できる情報の機能はホームページと遜色ありませんが、他のユーザーが情報を編集・追加できる点が大きく違うところです。中でもユーザーから書き込まれるクチコミはに大きな影響力があります。

このGoogleビジネスプロフィールの検索順位を向上させることを一般的にMEO対策と呼びます。MEOとは Map Engine Optimization の略称で、日本語に訳すと「地図エンジン最適化」です。日本でも認知されているSEO(検索エンジン最適化)の Google Maps 版、地図版として使われている言葉で、海外では Local SEO と呼びます。日本では一般的に「表示される順番を出来るだけ上位にするための施策」という意味で使われています。

ユーザーは​このGoogleビジネスプロフィールからホームページにアクセスすることができるので、Googleビジネスプロフィールへのアクセスを増やすことはホームページへのアクセスを増やすことに繋がります。Googleビジネスプロフィールの検索順位を向上させるためには、Googleに評価されるようにGoogleビジネスプロフィールを定期的に更新することが必要です。