2021年から弊社でホームページを制作・コンサルティングしている京都のかんだクリニック様のホームページをリニューアルしました。
元々こちらのWeb集患戦略は新患の動きが鈍くなっていたコロナ禍に新患数を増やすことを目的として始まりました。3年間のコンサルティングを通して、大きく成果が出ているのでご紹介いたします。
内視鏡検査数が増えるホームページに
弊社が関わる前のホームページは一般内科らしい構成のホームページでしたが、リニューアルするにあたり内視鏡検査の集患をメインにした構成・デザインに変更しました。
なぜ内視鏡検査なのか
治療や検査の中にはインターネットを通じて集患しやすいものとそうでないものがあるため、かんだクリニックが持つ特徴と競合クリニックの状況を踏まえて「内視鏡検査を考えている潜在患者を狙う」ことを提案しました。
内視鏡検査はインターネットと親和性の高い検査で多くのクリニックがホームページを軸にネット上の施策で内視鏡検査数を伸ばしていますが、基本的な戦術は「SEOでアクセス数を増やし、ニーズに合った魅力的なホームページで予約を獲得する」というものです。アクセスが足りない場合はリスティング広告でアクセス数を補填することもあります。
ホームページ制作にノーコードツールを採用
ホームページで成果を上げるためにはホームページ公開後にアクセスを解析し改善することが必須です。この改善を繰り返し行うためには公開後にホームページを気軽かつ大胆に更新できる必要があるため、このプロジェクトではコーディングが不要なノーコードツールを採用しました。
ノーコードツールを採用したことにより初期制作コストも低減することができました。
ホームページのSEO対策
内視鏡検査に関わるキーワードで検索した際にホームページが上位に表示されていなければ、ホームページのクオリティが上がっても新患は増えません。
リニューアル前の検索順位は「京都 内視鏡検査」などのキーワードで検索して30位以下。これを検索エンジンに評価されるコンテンツを制作することで、公開から2ヶ月でTOP3まで上げました。
SEO対策は継続することが大事
ただ、この3年間で検索順位は何度も下落しており、その度に上げ直しています。ホームページを運営しているとGoogleアルゴリズムのアップデートや競合サイトの成長によって検索順位が落ちることは避けられません。しかし、順位が落ちたときにすぐ適切な対応をすれば検索順位をキープすることが可能です。
毎日検索順位を計測
弊社では365日毎日検索順位を計測することでホームページの検索順位の異変にすぐに気付けるようにしています。それにより高い検索順位がキープされ、今では複数の全国キーワード("京都"という地名が含まれないキーワード)でも上位表示されています。
▽2023年11月15日の検索順位
Googleが評価するコンテンツを追加制作
ホームページの評価を高めるためには既存のページの更新だけではなく新しいコンテンツの追加も必要です。競合サイトの施策のレベルが高過ぎず、かつよく検索されているキーワードを探し出し、正しい構成でコンテンツを制作することでサイト全体の評価を上げることができます。
弊社では医師・看護師のライセンスを持つライターが代行して執筆するので、キーワード選定からコンテンツ追加まで全てお任せいただいております。
アクセス数と患者数の変化
SEO対策によりホームページのアクセス数は公開から一年間で昨対で376.4%増加、その翌年は更に36.9%増加しました。内視鏡検査数もアクセス数の増加に比例して順調に増えています。